168「薪置き場作り1」
薪小屋があったらどんだけいいだろう!
と思うのは、薪割りして野積みにして薪を焚いてる人だけなので、
この気持ちが分かる人は相当少ないと思いますが、
野積み歴12年のカトアムにとって薪小屋は憧れの存在でした。
しかし、いわゆるステキな薪小屋ではない物が出来上がってます。
カトアムのゲットー工務店今年最初の仕事。
ゲットーと名乗る意味は、
あるものか・拾ったものか・もらったものでやる・買うのは最後の手段。なので、
うちの薪小屋は農家さんが玉ねぎの収穫に使う鉄コンで作る事に。
鉄コン(鉄のコンテナ)買うと一個何万円もするらしいんですが、
村のS馬さんが「使いづらくて要らない鉄コンあるからやる。」と言ってくれ、
貰えることに。
作る場所はここ。
去年の秋に倒した大きい赤納屋の跡地。
除雪車の雪の迫り具合や、使いやすさを知る為に仮置きして去年一冬使ってみた。
鉄コンは5面バラバラになってて組み立てて使うものなんだけど、
その中の一面を外して使いたいので、2面が閉じてきちゃって、
それ防止にぴったりの長さの板をはめた。
ここで作戦会議。
正解のない世界なので、その場その場で考えながら進めていく。
とっておいた赤納屋の廃材で屋根の骨組み。
角材の釘を一本一本抜いて使うのがゲットー工務店の基本。
垂木を打って。
野地板を貼る。
安い0SB合板をホーマックで買った。
屋根の骨組みがどうやって鉄コンとくっついてるかというと、バンセンです。
納屋にあった波トタンをはって完成。
2日で2個できた。
あとはS馬さんにもう4個鉄コン貰ったら作る。
ね?薪小屋っていうより薪置き場ってかんじでしょ?
ていうか、田舎の立派な犬小屋のよう。