291「六枚窓の修理」
ずーっと前から冬休みの間に修理しようと思ってて、
去年の営業が終わった12月31日に外して家に運びこんでいた六枚窓。
でも冬休み中、全くやる気が出なくて放置。
やる気の出ない理由は頑張ってもちゃんと治るか分かんないから。
窓枠の木が完全に腐って土に還ろうとしてる所があって、
外れてぶらんぶらんしてガラスが外れてる程の痛みようだから。
これ、普通の人はもう使わないレベル。
1月9日にようやくしぶしぶお風呂場で水洗い。
前々からネットで買っておいたオスモカラー。
この色は在庫無くなり次第終了、廃盤らしい。
いくらペンキじゃないと言えども、オスモカラーと言えども、
やっぱり臭いはあるから、お風呂場で換気扇つけながら塗る作戦。
汚れないように養生して挑んだのが1月16日。
煙突掃除用の「N.Yのホームレス」とリーダーから言われてる小汚い服に着替えて作業。
狭い所で変な体勢でやってたから次の日首と背中が痛くなった。
ペンキなどの塗料は、てきとーにはみ出てるのがかわいいと思うので、
マスキングテープは貼らずにフリーハンドで塗る。
なるほど、アンティークのはみ出た感や、後進国のはみ出た感が好きという事は、
マスキングテープ以前の時代か、マスキングテープなどない国の物が好きって事なんだな。
オスモカラーが乾くまで放置して、1月19日コーキングの為の準備。
一方コーキングは、
はみ出て存在感が目立つのが嫌だから最小限になるようにきっちりマスキング。
二枚、両面、計4面貼る。
1月30日、コーキング。
腐ってぶらんぶらんなとこもガッツリコーキングで盛って固めていく作戦。
臭いけど、狭いお風呂場でやるのはもう無理だって分かったから部屋の中で。
家中コーキング臭くて辛かった。
2月1日、予想以上にちゃんと治ってようやくプリン小屋に戻せた六枚窓。
プリン小屋の電気で見ると思ってより普通の水色でガックリ。
ああーすっごい頑張って治したのにー...。
こんな水色ヤダー...。
と落胆してたんですが、
あれ?外から見ると悪くない?
べつにいいんじゃない?
うん、いいかも。いい。
よし、左の窓も春になったらあまってるオスモカラーで塗ろう!
今度は外で。
これ、六枚窓を外してアルミサッシの窓だけだと、結露が凍ってこのように。
これ内側なんだよ。外側じゃないんだよ。
恐るべし北海道。