300「作業台作った」
7月のある日。
今まで全く気になってなかったのに突然「なにこれ!すごいゴチャゴチャしてる!」
と、作業中のプリン小屋の内部がやたらゴチャゴチャに見えて一瞬で気になりだし、
どうすれば見た目もスッキリキレイに作業ができるか、
ああでもないこうでもないとずーっと考え、一度失敗もし、
「作業台をもう一個作るしかない。」という結論に至り作ることに。
7月7日。
まずはいつものごとく使えそうな廃材の釘を抜いて洗って干す。
廃材だと同じに見える角材でもミリ単位で微妙に違うからめんどくさい。
頭がこんがらがるから設計図を書く。
7月23日月曜日。
定休日の月火で仕上げなくちゃいけないので、
この日までに必要なパーツを揃えておいて、プリン小屋の中で組み立て。
2年前に作った細長い作業台も解体して材料に。
夜までヘトヘトになるまでやってこの日は終了。
出来てきてるものを見たら、
今まで見た事ないぐらいいろんな素材でできてる。
ちょっとギョッとするけど、あるもので作るって決めてるからしょうがない。
7月24日火曜日。
一夜明け、冷静に見てみてもやっぱ見た目すごい。
黒板五郎の拾ってきた家みたいでやだけど自分を信じて頑張る。
収めたい物のサイズに合わせて棚作り。
面を取ったりめっちゃ丁寧に正確に作ってるのに材料がバラバラなせいでそんな風に見えないのが残念。
真ん中で仕切ってこっち側はこう。
両サイドをふさげば見た目なんとかなると思ってたけど、まあまあなんとかなった。
夜までかかって掃除もしてヘトヘトになり終了。
天板は家作りの残りの分厚いビニールを貼って、頼んであるステンレスが来るまでしのぐ。
全部の工程の中で棚に物をキレイに収めていく時がMAX。
プリンの道具がピッタリスッキリ収まった所を見てホクホク。
こっち側は梱包用のパットがピッタリ。
8月20日夏休み明け。
頼れる職人くにちゃんにお願いしてあった天板にかぶせるステンレスを夏休みにもらいに行き、
とうとう完成。
くにちゃんのおかげでプリン小屋にステンレスという新しい世界が広がった。
作業台の配置と物の置き場所も変え、作業のしやすさ&動きやすさも格段に良くなった。
作業中でもゴチャゴチャしない。
リーダーに
「病的なほど凄い。」
「整理整頓が異常なレベル。」
「システムを考えさせたらアムちゃんは天才的。」
という最高の褒め言葉をもらいホクホク。